活動・事業内容

HOPE-AYAは、AYA世代(思春期・若年成人期)のがん患者とその家族に対する包括的な支援を行っています。

  

主な活動・事業内容は以下のとおりです。

  • AYA世代のがん患者・家族のための心理社会的支援
  • 家族主導の多角的支援
  • 家族会の運営
  • 専門職へのグリーフケア研修・SV
  • 啓発活動事業  
  • AYAがん研究支援事業(関谷大陸基金) 
  • 認知行動療法による個別カウンセリング

AYA世代のがん患者・家族のための心理社会的支援


現在、日本の拠点病院にはAYA支援チームが設置されていますが、これらのサービスにアクセスするには、限られた特定の医療機関を訪れる必要があります。

 

さらに、これらのチームは、主に専門職で構成されており、AYA世代特有の悲しみや日々の生活の困難を理解することが難しい場合があります。

 

HOPE-AYAでは、同じ経験をした家族がビフレンダーとして寄り添い、日々直面する現実的な課題に対して支援を行います。 


ご具体的には

  • 家族会(遺族・きょうだい)ミーティング
  • ご依頼によるビフレンダー訪問(自宅・医療機関等)
  • ビフレンダーによる ✆ホットライン(準備中)
  • 現実的ニーズに関する情報提供とサポート
  • 経済的支援(準備中)
  • 長期的かつ継続的なグリーフケアとスピリチュアルケア
  • 認知行動療法(CBT)による個別カウンセリング

家族主導の多角的支援


家族の経験を活かした支援は、活動の中核を成しています。

  • 家族会の運営とファシリテーター(「AYA家族の会」「きぼうの会」
  • 家族のための ✆ホットライン(準備中)
  • ビフレンダーによるメンターシッププログラム
  • 家族への訪問支援(自宅や病院など希望された場所)
  • HOPE-AYA主催のイベントサポートや講演活動
  • 社会啓発活動(AYA特有のニーズに関する社会的認知向上)
  • 生涯学習を通して自身のグリーフと共に歩む
  • グリーフカウンセラー養成プログラムへの参加
  • その他、事務作業や経理、広報、自身の得意なことや専門スキルを活かした活動

-ビフレンダー(Befriender)とは-

ビフレンダーは「友達になる人」という意味で、主にグリーフケア(悲しみや喪失を経験した人々の精神的支援)において使用されます。遺族や喪失を経験した人に対して、友人として支援を提供する役割を担います。  

ビフレンダー募集中です
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グリーフカウンセラー養成


  • 主としてご遺族を対象とするプログラムです。
  • このプログラムには、グリーフケア研修の基礎・実践プログラムの内容を含みます。
  • 修了者は、グリーフカウンセラーとしてHOPE-AYAの支援活動に携わります。
  • 受講には、専門資格の有無は問いません。

認知行動療法(CBT)によるカウンセリング


米国精神医学会(DSM-5-TR)*では、親しい人との死別後 1年以上経過しても悲嘆反応が持続し、著しい苦痛や日常生活への支障を引き起こしている状態を「遷延性悲嘆症」と位置づけています。

 

 

遷延性悲嘆症の治療には、悲嘆に焦点を当てた認知行動療法(CBT)が有効とされています。悲嘆が強く長引いている場合は、必要に応じて個別のグリーフカウンセリング(有料)もご利用いただけます。「きょうだい」についてもご相談ください。

 

*DSM-5-TR: 「DSM-5-TR 精神疾患の診断・統計マニュアル」米国精神医学会(APA)

 

悲嘆が強く長引き(およそ1年以上)、日常生活を営むことに支障がでている方は、個別のカウンセリング(有料)をご利用ください。代表理事が面談します。症状に応じて専門の医療機関をご紹介する場合もあります。

認知療法・認知行動療法(CBT)に基づくカウンセリングとグリーフケアの専門機関です。症状に応じて医療機関をご紹介することもあります。詳細は、Webサイトをご覧ください。

個人カウンセリング詳細はこちら
個人カウンセリング詳細はこちら >

専門職のための多様なプログラム


  • グリーフケア研修プログラム
  • 対人援助職向けストレスマネジメントプログラム‐バーンアウト予防のために
  • スーパービジョン/教育分析
  • 将来的には、タイムリーに相談できる ✆窓口設置
グリーフケア研修プログラム
グリーフケア研修プログラム >
認知行動療法 (CBT)を学ぶ
認知行動療法 (CBT)を学ぶ >
スーパービジョン・教育分析は「個人カウンセリング」としてご予約ください
「個人カウンセリング」としてご予約ください >

グリーフケア研修プログラム

  • 基礎プログラム(一般・専門職対象)
  • 実践プログラム(専門職対象)

* 詳しくは、「グリーフケア研修」をご覧ください。

CBTによるストレスマネジメント

> 対人援助職者のバーンアウト予防のためのストレスマネジメントプログラムです。認知行動療法(CBT)による感情のセルフコントロールを学びます。

* 詳しくは、「ストレスマネジメントプログラム」をご覧ください。

スーパービジョン (SV)・教育分析

 >個人のSV・教育分析をご希望の方は、「SV/教育分析・予約方法」をお読みのうえ、「個人カウンセリング」としてご予約ください。

啓発活動


AYA世代のがんに関する社会の理解を深め、より良い支援体制の構築を目指すため啓発活動事業を行います。

  • 講演会・シンポジウムの開催
  • グリーフケアについてのセミナー・シンポジウム等
  • 家族・遺族による情報発信及び社会への提言活動 
  • 出版物・動画・リーフレットの配布

がん研究支援


大学や医療機関、研究施設への研究支援を通じて、AYA世代の希少がんに関する治療成績ならびに早期発見・早期治療による根治の可能性の向上に資する支援事業を展開します。

  • 関谷大陸基金:AYA世代の希少がんに関する研究支援のための基金設立及び運営
  • 医療機関や大学との連携による研究プロジェクトの支援

皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。

関谷大陸基金‐AYAがん研究支援のために寄付する‐
関谷大陸基金に寄付する >

お問い合わせ


ご不明な点は、お気兼ねなくお問い合わせください。

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何卒、ご理解ご協力のほど宜しくお願いいたします。